母の日(5/8)~父の日(6/19)の7週間にわたってお届けする企画“うぃ・あ・ふぁみりー!”。
ラストとなります第五弾は「花と緑の」のヒロイン・雨宮花の家族紹介、『雨宮家の普通の家族』です。
ラストだけど普通な両親+αをご紹介です。
◆雨宮 花/Amamiya Hana(14)

連載小説「花と緑の」のヒロイン。思春期ど真ん中の14歳、中学2年生です。
キャラクターの詳細は例によって本編でということで。
◆父:雨宮 耕太郎/Amamiya Koutarou(37)

ハナのパピー。出版社に勤めるとても普通のサラリーマンです。
性格は若干のんびりしているものの、真面目な普通のおじさんです。特徴がないのが特徴と学生時代の友人たちは言います。読書が趣味で自室は本で溢れています。本好きは娘に受け継がれました。
デザインには特に凝ったところもありません。前髪とんがらせてみようかとも思いましたがそれすら止められたパンピーです。娘に遺伝した癖っ毛が唯一のささやかな抵抗です。何に対してかはわかりませんが。
名前も特に捻ってはいません。娘とふんわり繋がりのある字を使ってぱっと思い付いた名前です。
変わった両親と普通に生きたい娘、普通の両親と変わった生き方をしたい娘、みたいな、親が徹底して普通なのはひそかに葵家との対比だったりします。
◆母:雨宮 菜摘/Amamiya Natsumi(38)

ハナのマミー。スーパーでパートとして働く普通の主婦です。
明るくてお喋りなお母さんです。元々は関西出身で小さい頃に親の転勤で越してきました。時々関西弁がちょろっと出ます。若い頃は食べ歩き、今は料理が趣味で娘の食い意地はこの人譲りです。
見た目は今回の企画通して唯一ちょっぴりふっくらさせました。お父さんを小太りにしてもよかったんですが、何の特徴もないというアイデンティティが揺らぐ気がしてやめました。
名前はこちらもシンプルに夫と同じ方向性です。
こっそり「-NiGHTMARE-」の誰かの親と知り合いや血縁関係にしてみようかとも思ったんですが、思いついたあと特に練ることもせずふわふわしたままです。そうなるかもしれないしそうならないかもしれません。
◆猫:雨宮 ミャーコ/Amamiya Myaako(5)

雨宮家の飼いニャンコ。白い毛並みの雑種の女の子です。
ハナが小学4年生の時に拾ってきた捨て猫で、当時は飼いたい・捨ててきなさいの一悶着あったものの、今ではすっかり家族の一員です。
超出無精でほぼ一日寝てる姿しか確認できません。アクティブさはご主人さまに似ませんでした。
名付け親は拾ってきた当時のハナです。
ハナって時々「にゃー」とか言ってたな、というだけのことから今回の企画で最後に生まれたふぁみりーです。ご主人さまはきっと普段から猫語で戯れたりしているのでしょう。
そして今回の企画通して唯一のペット枠です。露崎家に金魚か亀、百鬼家か葵家に大型犬、というのは考えたんですが、なんかいつの間にかうやむやになりました。いるかもしれないしいないかもしれない、みたいな感じです。